メンタルを鍛えるには、まず心臓から!

メンタルトレーニングと言うと、考え方を変えるなど、心を変えたり整えたりする座学的トレーニング法のように捉えられていますが、私たちが行うメンタルトレーニングはそれとは一線を画します。というのも、運動・行動を通じた手法でメンタルを強くすることがほとんどだからです。

「生命の原点」を研究すると、人間の本質が見えてきます。

メンタルを強くするためのエッセンスがそこに示されています。人間の赤ちゃんが出来る時、最初に作られる組織はどこでしょうか。実は、心臓です(同時に脊椎も作られています)。心臓から血管が伸びて、その次に作られるのが内臓です。

人間を人間たらしめる、メンタルの中心であるはずの「脳」は、最後の方に作られます。

なるほどたしかにメンタルが揺れ動くとき、例えば緊張する時、心臓はドキドキします。そして、緊張が高まれば高まるほど、ドキドキは高鳴ります。しかし、不思議なことにあることをきっかけにドキドキが鎮まると、一気に緊張は解けて落ち着いたメンタリティを取り戻すことができます。ここからわかるように、心臓をコントロールすれば、メンタリティを安定することができるのです。

自律神経図
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そこから、人格や心を育成するには、心臓をコントロールすることが重要なのではないかと考えてきました。

実際、我々がメンタルトレーニングを指導する時に、ハートレートモニター(心拍計)を使ったバイオフィードバック法という手法で心臓を鍛えます。

するともれなくトレーニングを行った全員が不思議とメンタルが非常に強くなります。

こんな変化がありました

  • スポーツ選手は何事にも動じない泰然自若としたメンタルを持つようになり試合で優勝しました。
  • 精神的理由で不登校だった子どもは元通り笑顔で学校に戻ることができました。
  • 営業がうまくいかないと悩んでいたビジネスマンも気持ちのアップダウンなく営業できるようになり、全社トップの売り上げ成績になりました。

このように皆、性格が変わったかのようになり、ポジティブに活動できるようになっていったのです。

ですから、どんな願望目標達成を目指す方にも、集中力トレーニングと併用して我々は心臓を鍛えることを提案しています。

強靭なメンタルが、願望目標達成を近づけてくれるからです。

さぁ、あなたもメンタルを強くしてみませんか!

ハートレートモニターランニング 持久力を高めるのは簡単!

持久力を高めるには心臓を鍛える

「スタミナがない」、「持久力がない」スポーツ現場でよく聞く声ですが、走り込み、投げ込み、インターバルトレーニングなど・・・持久力向上の方法は、苦しみを伴う練習ばかりです。

そして、「この苦しみを乗り越えてこそ持久力が高まる」という概念が、日本のスポーツ業界では一般常識となっています。

しかしこれらの方法は、実は持久力を高めるのには効果的な方法ではありません。

ここでは、持久力U Pの秘訣とそのメカニズムを紹介します。

「持久力」とは、『長くもちこたえられる力。特に、長く運動し続けることのできる体力』という意味です。(大辞泉より)

 つまり、野球の投手でいえば、同じ球速・球威で球数を多く投げれること、マラソンの選手でいえば、同じタイムで何キロも走れることなど、同じ力を長く出し続けられることを言います。

 その持久力を高めるポイントが、血液循環器系の中心の『心臓』にあります。いかに心臓を強くするかで、持久力が変わってきます。

 心臓は血液のポンプであり、血液は酸素や二酸化炭素、糖・資質・アミノ酸・タンパク質など細胞のたえの栄養分や各種ホルモンを運んでくれます。

 そして、心臓から送り出された血液は全身をめぐり、毛細血管に入り込み、身体の隅々まで細胞の活動に必要な栄養素を供給し、また肺で酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するなどして、心臓に戻ってきます。

 運動時、細胞は多くの酸素を必要とします。

というのは、運動時に使われるエネルギー源は、脂質や糖質が中心で、それらをエネルギーに変えるためには酸素が必要なのです。

だから、心臓の能力が高まることで、血液拍出量が増えてなるべくたくさんの酸素が筋肉を中心とする各細胞に行き渡るようになれば、必然的に持久力が高まるのです。

心臓を鍛える早道=持久力強化のための最適心拍数で走る

 先述の通り、持久力を高める方法として、ハァハァゼェゼェ言うような苦しいトレーニング、心拍数を最大限まで上げるようなトレーニングが一般的には多いようですが、これは効果的なトレーニングとはいえません。

 心臓の血液拍出量(一拍当たり)が大きく、かつ時間当たり心拍数が多ければ、血液はそれだけたくさんの酸素を運べます。ですから、血液拍出量が最大になる心拍数が持久力強化のための最適心拍数(以後、最適心拍数)といいます。

 ハァハァゼェゼェ言うような苦しいトレーニングをすると、心拍数が最適心拍数以上になり、心臓の収縮率が下がり心拍一拍当たりの血液拍出量は減ります。結果として、拍出される血液量が少なくなるため、細胞に必要な酸素が充分に行き渡らなくなります。そのため、筋肉の細胞内で発生する乳酸が蓄積されるため、筋繊維の動きが鈍ります。

 このことにより、筋肉の持久力は低下していまいます。

 持久力を高める方法として、最適心拍数を算出してそれを維持して走り続ける、というジョギング法があります。これを続けることで、心臓は最大収縮することと最適心拍数で運動し続けることを覚えるため、運動強度を上げても、心拍数が以前より上がらずに運動することができるようになるため、持久力が高まります。

 また、心臓が最適心拍数で動いている時、酸素摂取量が上がり、体脂肪は燃焼され、心肺機能・毛細血管の発達が促進されます。つまり、身体が絞られて余分な脂肪を剃り落とすことができ、持久力を高める機能が活性化します。

 持久力を高めるには、最適心拍数で走るのが一番なのです。