例えば、野球は球技であって球技の性質からは一線を画します。なぜなら、野球はホームランを打っても点が入らないことがあります。また、ヒットを打てなくても勝てる競技です。野球はボールをどうするかではなく、「人を動かす」ゲームだからです。そこに気づくと練習の内容や質が全く変わってきます。他競技も同様で、その競技の本質を掴むことが勝利に近づくのです。

競技の本質からチームを育成しよう

 競技の本質とは、「ルールに則った合理的な試合の進め方」のことを言います。指導者が競技の本質を理解することで、チームの育成レベルが格段に上がります。また、選手に競技の本質を理解させることで、練習の質が格段に上がります。我々のもとで学んだ監督がそれをチームに徹底させたところ、秋に1回戦負けの野球部が春には神戸市86チームのなかで優勝しました。それも15年間のうちで優勝9回。準優勝11回。選手を揃えることができない公立中学校でできるのであれば、どんな学校でも可能性があります。

事例:野球の本質とは

 では、競技の本質とはどんなことでしょうか。実際にその一部をご覧ください。

「攻撃の本質:①塁に出ること ②塁を進めること」

 野球の場合、フリーバッティングで気持ちよくボールを打っていますが、この時、テニスの選手のようにピンポイントの場所を狙って打球をコントロールしている選手はどれくらいいるでしょうか。野球で大切なことは、「人が進む」ことです。ですから、いい当たりを打ってアウトするなら、ボテボテを狙ってセーフになった方がいいのです。そういうことからバッティング練習でどれだけ緻密に狙って打つ練習を続ければ打率は上がります。そして、大切なのは打率ではありません。「人が進む」ということから、出塁率が一番大切です。どうやって出塁するのか。その知恵をつけるのが練習です。例えば、万一フライを打ってしまっても、2塁に到達することが大切です。野球はプレーの精度を測る数値にすべて「率」がつくように、確率のスポーツです。ですから、これも確率の問題で相手が落とすことがあるかもしれないからです。また、それだけ進塁するプレーをすれば相手にもプレッシャーになり、ミスを誘う確率をあげることができます。

 このように、競技を深堀りしていけば、何が大切なことなのかがハッキリしてきます。すると、練習やトレーニングの目的が明確になり、練習・トレーニングの質が向上し、選手・チームの能力を伸ばすことができます。

講演テーマ

「チーム力を高める指導法」

「競技レベルを高めるための知恵・コツ」 など

チーム指導・研修、講演をお考えのご担当者様へ

プログラム内容のための打合せやスケジュール調整などに時間を要します。実施2~3か月前にご相談をいただければ幸いですが、近日中に実施予定の研修のご相談でも対応致しますので、お気軽にご連絡ください。

受付時間:平日   11:00〜21:00
     日曜祝日 11:00〜18:00
(木曜、第2・4水曜除く)

2営業日以内に弊社担当者より
ご連絡いたします