新キャプテンに 、キャプテンとして の心得とは

Question

新チームのキャプテンに対して、「キャプテンとして の心得」とはなんでしょうか

Anser

心得といって、何か条などであまり教えないでください。

先ず一つは背中を見せるということです。

監督がキャプテンの意識をもって行動しなければ、キャプテンは育ちません。

例えば、私はテニスをしていますが、いつも行っているテニスコートの更衣室では「来た時よりも美しく」これを必ず実行します。
そして、一緒にテニスをしている仲間にも同じことを言います。

それを周りのみんなはみて、同じ行動を取るようになります。
それが、背中を見せるということ、監督がキャプテンの意識をもって行動することです。

もう一つは、キャプテンは監督と違う意見を持っていること。

2つの意見が集まれば、3本の矢と同じように、副キャプテンと3人おれば、3人寄れば文殊の知恵。いいアイデアが出てきます。
松下幸之助さんの事例を出すと、松下幸之助さんは、周知を集め(専門家たち集め)、話し合い、一緒にいいものをつくるという考え方です。

その意見をまとめることができるのがキャプテンです。

個性の集団をまとめるためには、個性を認める。それは、違う意見を知るということです。

高圧的な監督は自分の意見に従わすことを目的として指導します。

それは、現在の指導として適切ではありません。
もっと力を発揮するには、みんなの知恵を集めてよりいいものを作っていくという指導が未来へ導いて行くことができます。
キャプテンと監督は話し合いが常にできる状態で、監督のいいところは学び、キャプテンのいいところは監督も活用して、お互いに意見を言い合う。

例えば

監督

次の試合はこうしようと思ってるけど、キャプテンなんか意見あるか

キャプテン

僕はこの方がいいと思うんです。

監督

なるほど、それはどんな理由で?

キャプテン

戦略上僕はこうだと思うんですよね。相手のチームは。だからこうだと思うんです。

監督

なるほど、それはいいな、それ採用していこうか。
ほな、足してこういうのはどうや

こんな感じだとどうでしょうか。

広島県広陵高校の野球部ですが、今日の練習スケジュールは監督が決め、書いてはあります。
しかし、キャプテンは、今日はこの方がいいと思ったら、勝手にスケジュールを変えます。

監督は、

あいつら勝手にやる内容を変えます。

でも、それでいいのです。それが彼らの主体性だから、僕は認めています。と。

監督のいいなりになっている選手と、どっちが成長すると思いますか?
広島県広陵高校出身のプロ野球選手はたくさんいますが、プロになっても主体性が育っているので、どんどん伸びていっています。

自ら考え行動できる選手ですね。

では、そうじゃないキャプテンをもし選んでしまっていたとしたらどうすればいいですか?

その選手を認めることです。
意見を尊重していくと、育ってきます。意見をいっても違うと否定したら、育ちません。

ある会社の社長の息子の事例です。

湖の周辺をすべて買い取り、小学生だった息子をつれていきました。

この湖の周り、全てうちの土地なんだけど、どういう風につかったらいいと思う?

息子

お父さん、こんな辺鄙なところだめだよ。

なるほどな、そらそうだよな。

と、息子の意見を認める父親でした。
だから、息子はどんどん成長していき、自分の意志が出てきます。

どんな変なことをいったとしても、

「なるほど、お前はそう考えているのか、意見は意見として素晴らしい」と

だんだん年齢が上がってくるにつれ、色々わかってきて、仕事のことでも話をするようになり、それを社内で検討し、採用するなど。

今はその主体性を尊重する時代です。もう君主制の時代ではありません。

民主主義であり、個人の人権を守り、そして個性を伸ばしていく時代です。

個性を認めるということは、自由に意見をいい、自由にやってみることを認めるくらいの余裕があることです。

失敗したとしてもクラブ活動です。将来人生にかかわるくらいのところで失敗するより、この時にたくさんの経験を積ますことが大切です。

よく、2代目3代目の社長で、親にレールを引かれ、規制されてきた人が、親がなくなって、会社を潰すことがよくあります。

それは、主体性が育ってない証拠です。主体性を大事にしていきましょう。