Kazuya Hasegawa Story-13

知力・体力の基礎を作った中学・高校時代

STORY-⑬◆ 活躍の場をクラスから高校全体に

※写真:高校の卒業アルバムより 前列右から4人目が長谷川少年。ちなみに、前列左から3人目が恩師・京谷先生。

 高校2年生のときに、副会長に立候補した長谷川少年。なぜかというと大人の作った理不尽なルールを改正したかったのです。見事、当選して当時丸坊主だった頭髪を自由化への挑戦に臨むことになりました。
 しかし、そこにはやはり大人達が立ちはだかります。食い下がりながらも、校長先生からは
 「ルールとして、頭髪自由化には選挙で生徒の過半数の賛成が必要だ。選挙をするのであれば、現在頭髪のルール違反をしている生徒がいなくならないと開催しない。」
 という無理難題をふっかけられたそうです。
 なぜならば、そのルール違反をしている生徒というのは、3年生の番長・赤間さん率いる不良軍団。生徒会では、「誰が赤間さんに話をつけにいくのか」となりましたが、誰も行きたがらずにジャンケンで決めることになりました。結局、長谷川少年ひとりが番長に話をつけに行くことになったのですが、番長から返ってきた言葉は「俺を喧嘩で倒したら言うことを聞いてやる。」。160cmそこそこの長谷川少年が立ち向かう番長の身長は180cmくらいの大男だったといいます。
 「やるしかない。みんなの期待がかかっているんだから!」
 と臨んだ体育館裏での決闘では、番長にぶん殴られて鼻の骨を折られて(未だに曲がっているのは、そのせいだそうです。)何度も何度もダウンしながらも、不死鳥のように立ち上がり向かっていった長谷川少年。最後に番長のアゴに一発アッパーカットが決まり、ノックアウト勝利!
 番長は約束通り、自らも頭を丸め、毎朝手にバリカンを持った軍団を率いて正門前で頭髪チェックをしてくれたそうです。そのお陰で、無事選挙を開くことができ、生野工業高校の生徒会は頭髪自由化に成功したのです。
 普通では委縮してしまいそうな場面でも、口だけでなく行動で示してしまう度胸はこの頃、すでに培われていたのですね。

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