Kazuya Hasegawa Story-11

知力・体力の基礎を作った中学・高校時代

STORY-⑪◆「考える力」は年間500冊の読書から

今回のお話は、前回書いた現在の長谷川先生の基礎の大部分をつくった恩師・京谷先生と出会った大阪府立生野工業高校への進学することに決めた中学生の時に話が戻ります。
学年代表をしたり、図書委員長を務めたり、エリート集団のコーラス部に入るなどして、メキメキとその能力を伸ばしてきた長谷川少年。
中学時代は、「考える力」がついたそうですが、その陰には、読書があったそうです。それも、半端な数ではありません。年間500冊という大量かつ多ジャンルの本を読みあさったということですが、その中で長谷川少年の心に大きく残ったのが亀井勝一郎氏の「人生論」にある一節でした。
それは、「人生は邂逅の連続である。」。
「邂逅」とは、思いがけなく出会うこと、偶然の出会い、巡り合いのことを言いますが、「自分」というものは、経験の連続、つまり、良いことも悪いことも全部の経験が糧になって成長するんだということが書かれてあり、それに感銘を受けたそうです。
それから、邂逅というもの、出会いを大事にして、自分をどうもっていくのかを考え始めたそうです。
さて、その読書で培った知識、理論の体系化や話の組み方の構築法を得た長谷川少年は、コーラス部で議論を重ねたといいます。
コーラス部は顧問の先生が「賢くないと歌は歌えない」という方針を出しており、生徒会など役員級が揃うエリート集団だけあって、部活後の話は、政治経済の話や、進学後なにをテーマに生きるのかなど、中学生離れした内容がほとんどだったそうですが、読書で培った能力のおかげで論破することも多く、何かわからないことがあればすぐに本で調べる習慣がついたということでした。
もちろんながら、長谷川少年は学習面も大変優秀な生徒であったようです。住吉高校か天王寺高校などのエリート校または普通科を視野に入れて、将来は京大で研究することを目指していた長谷川少年でした。

※写真:亀井勝一郎氏の碑

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