言葉をかけるのではなく、話を聴く

歳を重ねれば重なるほど、物事の概念をよく知って知性が高くなり、泰然として物事を受け止めることができるようにもなりますが、子どもはそうはいきません。子どもはわからないことがほとんどですから、気持ちが乱れてしまうこともしばしばあります。落ち込んだ子どもに「どうやって声をかければいいのか」と考える親や指導者が多くいますが、そんな時は声をかけるのではなく、話を聴いてあげて、心の整理をしてあげることが肝要です。

心のわだかまりを吐き出させる

女性限定の話ですが、夫や彼氏にただただ話を聴いてもらいたいだけなのに、あれやこれやと意見を言われると、「そうじゃないのよ!」と思ってしまうことってありませんか。実は、このままの現象が親子間や教師生徒間でも繰り広げられることが多々あります。人間の「想い」というのは、吐き出さないと溜まる一方になります。吐き出さないまま新しい考えを入れると気持ちがグチャグチャになります。だから、吐き出さないと新しい考えも頭の中に入れることができません。まさに、心は器です。牛乳でいっぱいになったコップにオレンジジュースを注ぎたければ、いちどコップをクリアにしてからオレンジジュースを入れないのといけないのと一緒です。このように、子どもが何かマイナスの想いを抱えている場合、その感情を汲み取るように「想い」を受け止めて、聴いてあげることが大切なのです。

正面から聴く

話を聴くときのポイントは2つあります。ひとつは、何かをしながら聴くのではなく、向き合って話を聴いてあげることです。これは、よくお母さんや生徒指導部の先生に注意するのですが、「聴く」とは、耳辺に十四の心と書きます。十四もの心をそちらに向けて聞くということです。相手の言葉を聞くというのではないのです。相手の心の声まで聴いてあげるという姿勢がとても大切です。だから、少々面倒と言えば面倒ですが、例えば台所で調理をしながら聴くではなく、ちゃんと目を見て聴いてあげることが大事なのです。こういう聴き方をすれば、親子間や教師生徒間でのコミュニケーションミスはとても少なくなります。もうひとつは、感情に同調してあげるということです。言い方を変えると、「気持ちをわかってあげる」ということです。子どものすることですから、社会的な良し悪しはありますが、もし子どもが悪いことをしたのであっても、悪いことをした理由(感情・気持ち)があるはずです。その気持ちをわかってあげることで、子どもはとてもスッキリした気持ちになり、前を向けるようになります。

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