新体操監督へのアドバイス

定期セミナー後の懇親会は、長谷川先生や早苗先生とお話しすることができるまたとないチャンスですが、先日会員になられた兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校、女子新体操部の岡本先生がスポーツセミナー後の懇親会で長谷川先生に抱えていた悩みを吹き飛ばしてもらって、非常に喜んでいらっしゃいました。
「なかなか最近チームが勝てないというか、選手たちに自信がないように感じるのです。本番にうまくノッていかせるようにしたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」
長谷川先生の回答は明快でした。
「察するに、子どもたちと先生はきっと心で繋がっているでしょうから、先生が心の底から子どもたちに語り掛ければいいですよ!その素敵な笑顔で『あなた達は私が教えた子なんだから大丈夫!自信もっていきなさい!』とね。あなたの心の底からのエネルギーが子どもたちに伝われば、きっとうまくいきます!」
岡本先生は、普段から愛と真心を持って選手たちに接しているのを私は間近で見て知っていたので、『ノウハウではなく、心のエネルギーでアタックしていきなさい』という長谷川先生のメッセージはズバリそうだと私も思いました。このメッセージは、岡本先生の心の琴線にも触れたのでしょう、全身で喜びと未来への希望を表現されていました。
普通の指導者やトレーナーなら、状況を聞いて、その状況に合わせたテクニック的またはノウハウ的な答えを返すのでしょうが、状況を質問するでもなく直感的に課題を察知し、ズバリのものをアドバイスしてしまう長谷川先生の真骨頂を見た気がしました。ちなみに、その後、岡本先生はうまくチームをノセることに成功し、チームは県新人戦で個人優勝、団体も準優勝となりました。
そういえば、昨年、バスケットボール協会の指導者講習会(JBA公認コーチリフレッシュ研修)では、
①誇りを持たせる
②イリュージョン(ネガティブな錯覚)を解消させる
③結果を出させて自信を持たせる
④自発的な目標・目的を明確にしてやる
⑤指導者が手本となって背中を見せる
上記5つを指導のポイントとして長谷川先生が提示されており、その根本は、「指導者の心の新鮮さと情熱」と語られており、その講演を受講していた会員さんが、「指導方法やドリル・理論なんてたくさんあるけれど、指導の根幹を学ぶことの大切さを改めて感じました。」と感想を述べられていました。私はそのことを思い出しながら、『指導者というもの、指導論やノウハウに頼りがちだけれども、一番大切なものは心から湧き上がる選手たち、子どもたちへの強い想いである』と改めて心に落ちた時間でした。

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