【長谷川一彌の視点!スーパーやショッピングモールで脳を活性化するには】
先日、シニアのテニストーナメントに出場した長谷川先生を応援に行ってきました。帰り道、「IKEAで昼飯食うぞ!」と長谷川先生の提案でIKEAに。昼食後、ぐるっとお店をまわろうということになり、半分くらいを過ぎたときに同行していたプロサッカー選手の奥田裕貴選手にぼそぼそっと長谷川先生が問いかけました。
「こんなショッピングモールに来たとき、君はどんな風に物を見ている?」
続けて、長谷川先生が
「俺はこうやって物を見ているんだ。」と話し出したので慌ててカメラを向けました。
ショッピングモールで頭が活性化する人、疲れる人の違いはこんなところにあるようです。どうぞ、ご覧ください!
長谷川先生 普通の人はバーって流し見するけど、俺の場合はこれ!これ!これ!これって言う感じで、商品や
物ひとつづつにピントを合わせるように見ているんだ。これ習慣なんだ。
西社長 その日常の習慣が色んなとこに影響してくる訳ですか?
長谷川先生 そう。ひとつづつにピントを合わせるようにしたら気づきは増えると思う。焦点を絞れば絞るほ
ど、集中力が高まり、気づきは多くなるんだよ。ボーっとすればするほど気づきは少ない。だからこ
ういうショッピングモールにも、買わないけれどウィンドウショッピングしにくれば脳が活性化して
く。だから、集中力が高い人がいろんなものを目ざとく見つけるいうのはそういうこと。
西社長 なるほど。では、例えば、奥様の買い物に付き合っているお父さん方がしんどがるのも、ボーっと
見てしまうからですか?
長谷川先生 そうそう。例えば目の前の人形、同じような物が陳列されているから気がつかないけど、よく見た
らひとつだけ何か持っているとかが気づいてわかるだろ?
普通の人は気がつかない。よっぽどあの人形に興味持たなかったら気がつかない。これ!これ!こ
れ!これって見ていったら違いなんて分かるから。
IQのテストも同じようなもので、どこが違うでしょうかとか何がありましたでしょうかとかだった
んだ。僕はIQ160だったけれど、だからこれ!これ!これ!これって見ているからすぐに覚えてる
んだ。バーっと流し見した人は全然分からないだろうね。
長谷川先生は普段から、このように一つ一つに視点を合わせて見ていられます。打合せに行く途中の琥珀までの道のりでも、よくいろいろなものを発見され、同行している人は驚くことも多いとか。
その理由にはこのような、普段からの視点の違いがあったんですね。
この後、奥田選手には「百円均一のお店に行ってみなさい。」と指導があり、帰ってきた奥田選手は「今まで何回も行っているけど、こんなものあったの?」といろんなものを発見したりするなど、気づきが大きかったようです。
みなさんも、いろいろなところに出かける機会が多いと思いますが、長谷川先生の視点を一度試してみてくださいね。