能(脳)力開発・メンタルトレーニング・集中力トレーニングについて

株式会社シンパシィ・ユニオンは、1987年設立を期に開始した、能力開発・メンタルトレーニング・集中力トレーニングを研究・指導する教育研修の会社です。特にアスリートからの要請が多く、これまでにたくさんの選手やチームをサポートしてきました。というのも、過去の指導で一般的に「能力がない」と言われている選手やチームを全国トップクラス、または世界クラスまで引き上げてきたからです。

また、アスリートやスポーツチームで培った能力開発プログラムは、営業マン研修や管理職研修などの企業研修や学校教育現場でも応用が可能で、富士ゼロックス社の研修センターで採用された際は多くの企業での管理職研修や高校の進学クラスなどの学校授業にご活用頂きました。

例えば、看板電飾を手掛ける会社は不況時にも関わらず大阪・心斎橋のグリコ以外ほぼ全ての看板の営業に成功するなど年間成長率800%を叩きだすや、鳥取の公立高校は国公立大の合格者が25名から55名と倍以上になるなど多くの方に奇跡のような能力開発を体感して頂きました。

人間の能力発揮のメカニズムは、非常にシンプルです。大脳生理学など専門的知識も必要ではありますが、ほとんど中学理科・高校生物で習う範疇で説明がつきます。ですから、高校生以上の方であれば、自分の能力を引き出す術だけでなく、メカニズムも理解することが容易で、その知識から自己マネジメントすることが可能です。

また、能力開発プログラムの利点は、能力が上がるだけではありません、自然な状態になればなるほど、人間は心が美しくなり、平和や愛を希求し、夢に向かってポジティブに行動しだします。世の中の「人財」となる人間育成を目指して、当社のプログラムを供給して参ります。

メンタルトレーニングの歴史

メンタルトレーニングが始まったのは1950年代の後半で、旧ソ連や旧東ドイツなどによって発展したと報告されています。これは、心理学者が新しいトレーニング法を編み出したと言うよりは、世界の一流選手について色々調べていくと多くの共通点が見つかり、それを研究、体系化したものがメンタルトレーニングの基礎となったのです。

その共通点とは、一流選手は

こうした一流選手の心理的な特長を、体系的にトレーニングすることで誰もが身につけることが出来るようになるのです。

旧ソビエトや旧東ドイツでは1950年代にスポーツ選手にメンタルトレーニングが導入され始め、その成果が徐々に報告されるようになりました。ユネスタール( Unestahl, L-E. スエーデン・国際スカンジナビア大学)の報告では、1980年のモスクワオリンピックの参加者にメンタルトレーニングを取り入れているかどうか調査したところ次のような結果が出たということです。

メンタルトレーニングを実施していた選手の割合
参加者全体決勝進出者メダリスト金と銀取得者
29%58%65%86%

1980年当時、特に東欧諸国では、メンタルトレーニングがナショナルチームのレベルで組織的に行われていたのです。

西洋諸国でもこれに対抗するように、1976年のモントリオールオリンピックを境にしてメンタルトレーニングの研究が進み、アメリカやカナダ、スウェーデンになどを中心に広がりを見せました。1984年のロサンゼルスオリンピックでは、アメリカのメンタルトレーニングがかなりの成果を上げたことが報告されています。

日本でも、そうした他国のオリンピックでの成果を目のあたりにし、メンタル面の強化が叫ばれるようになりました。しかし日本のスポーツ界では「精神面の強化=根性論」の域を越えず、世界からは大きく取り残されてきました。

その後世界のオリンピックチームがソウル・バルセロナ・アトランタとメンタルトレーニングを盛んに活用している状況を見て日本でもようやくその重要性が認識されはじめました。現在プロ野球やJリーグの一部のチームでもメンタルトレーニングの導入の動きが見られ始めています。

外国においては特に北米で1980年後半から盛んになり、今では大リーグ(10チーム以上)をはじめNBAやNHL・NFLなどのプロスポーツで盛んに導入されて成果を上げています。

メンタル(実力発揮)の公式

どうすれば能力が伸びるのか、それは「器の原理」にあります。小さな器に満杯まで水を注ぎます。すると、器からお水が溢れ出します。溢れた分のお水はより大きな器で受け止めることができます。器を自分自身のレベル(自分が持つ実力)、お水を自分が持つエネルギーと置き換えてもらえれば、わかりやすいと思いますが、器いっぱい(自分の実力の100%)になるように取り組むと、自然とエネルギーが溢れて、次の大きさの器に移行できるのです。

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例えば、100mを14秒で走れるとします。多くの練習では、何度も何度も走りますが、だんだんと疲労が溜まって、それと共に体の動きが鈍くなって、走るたびにスピードが落ちてきてしまいます。そうすると、エネルギーは減ってしまいますので、なかなか自己ベストを更新することができません。

それよりも、十分コンディションを整えるなどをして、毎回14秒(自分の実力の100%)で走れるように調整します。すると、そのうちにエネルギーが貯まって、13秒台で走れるようになります。

もうひとつ勉強の事例をあげましょう。

皆さんは「予習方式」と「復習方式」どちらに取り組んでいますか?上の原理で言えば、「復習方式」が正解です。中間テストで60点を取ったとします。残り40点を反省し理解を深めて、もう一度同じテストに取り組んでみます。次は80点取れたとします。

これを繰り返して100点取れるように持っていきます。そうすると、必ず理解をして進むので、自分の実力は高まるのがわかるでしょうか。この方法を「裏100点」と私達は呼んでいます。これをすると学年末の実力テストや受験時で驚くほどの好成績を収めることができます。

このように、自分の実力を100%発揮することによって、今の自分のレベルを超えることができるようになるのです。では、その100%持てる実力を発揮するメカニズムについて解説しましょう。

試合や発表会、試験・・・「本番で実力が発揮されればいいのに」という場面は沢山あると思います。

そして、本番で実力が発揮されるにはある法則性があります。それを表しているのが右図にある『実力発揮(メンタル)の公式』です。

では、どうすれば実力が発揮されるのかを解説していきたいと思います。公式にある顕在能力とは、『現在持っている力』のことです。例えばあなたが短距離ランナーで、100mを14秒で走れるとしたらそれがあなたの顕在能力です。

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次に心の抵抗とは、『集中度』のことです。これは値が低くなればなるほど集中度が高まると捉えてください。顕在能力を100と置くと、例えば、監督の怒鳴り声が気になって試合に対する集中度が低くなり、心の抵抗値が2に上がってしまうとします。すると、実力は50%(実際には50%のパフォーマンスになることはありません)まで下がってしまうということです。

もうひとつ、身体の抵抗とは、『健康度』のことです。これも心の抵抗と同じく値が低くなればなるほど健康度が高くなります。例えば、足を捻挫するなどして健康度が下がり、身体の抵抗値が2に上がってしまうと実力は50%まで下がってしまうことになります。

以上をまとめると、人間は、心と身体の抵抗値が1よりも大きくなると現在持っている力を減少させ、実力が発揮されません。ところが、心と身体の抵抗値が1になると現在持っている力通りの力が出てきます。さらに、心と身体の抵抗値が1よりも小さくなると現在持っている力以上の力が発揮されて、自分でも驚くようなパフォーマンスをみせることができます。

人間を深く知ろう

人間の身体を細かくして見ていくと、下記のように驚くべき数値が存在します。

37兆個の細胞にあるDNAをつなぎ合わせた距離は、地球の公転軌道である約9億4千万キロメートルを遥かに超えています。また、心臓は死ぬまで一生動くことを止めません。その拍動数は、約30億回。人間の身体の各組織には、無尽蔵の能力が隠されているのです。これらを有機的につなげ、活用することができたら、能力はすぐに大きく成長することがわかると思います。

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例えば、脳波はひと月に換算すると、180万回も流れます。ゴルフスイングを180万回もすればプロクラスになれるでしょう。英単語を180万回暗記すれば、確実に覚えることができるでしょう。それと同じように、脳波を自分が願うイメージで支配できるようにコントロールし、1日6万回の脳波を願望目標達成にうまく使えれば、必ずや成功に近づくことでしょう。また、肺活量のトレーニングを行うなどして、もし平均換気量が0.1リットル増えれば、1日あたり2,880リットルもの空気(酸素)を体内に取りこむことができます。酸素が体内に入れば入るほど、細胞の中にあるミトコンドリアたちがエネルギーをつくり出してくれますから、それだけで健康な身体と強靭な体力を身につけることができるのです。

いかがでしょうか。これを知っただけでも、人間はいとも簡単にその能力を伸ばすことができるのかがわかることでしょう。また、私達の身体の中を知れば知るほど、私達の中には無限の能力があることがわかると思います。

イメージトレーニング

メンタルトレーニングは、心を落ち着いた理想の状態にして、コントロールすることで、身体をイメージ通りに動かすことができるようになるトレーニングです。それは、「人間は心に描いたイメージが身体をコントロールする」という原理が働くことで可能にしているトレーニングです。そこで、面白い実験をしてみましょう。

  1. 両手を組み両人差し指を伸ばしてください
  2. 次に人差し指を大きく広げその間を見ます
  3. 心の中で「引っ付け引っ付け!閉じろ閉じろ!」と思い続けます
  4. すると、人差し指が勝手に動いて引っ付いてきます

これを観念運動といいます。人間は皆さんが持っている携帯電話と同じように電気信号で動いています。脳からの命令は、電気信号となって、皆さんの身体に直接影響を及ぼします。ですから思った通りに身体は反応するのです。

ということは、プラスのイメージだけでなく逆もしかりだということです。プラス思考になれば、よりうまく脳が働いてくれたり、身体が動いてくれることでしょう。しかし、プラス思考になる前にマイナス思考を抑止しなければなりません。

マイナス思考の問題点を例えるとこうです。「レモン」と何度も強く思ってみてください。すると、「すっぱい」イメージが湧いてくると思います。場合によっては唾液が出てくるかもしれません。これを条件反射記憶といいます。ここで、否定思考を使って「レモンはダメ!」と何度も強く思ってみましょう。しかしながら、思えば思うほど「レモン」のイメージや「すっぱい」イメージが湧いてきてしまうのです。

「レモン」という“言葉”は、名詞です。名詞や動詞には、必ずイメージが伴います。ところが「ダメ」とか「いけない」という言葉そのものにイメージはありません。ですから誤ったイメージを否定してもそのイメージが湧いてきてしまうのです。

人間が気持ちよく楽しく生活をするためには、正しい理想のイメージを湧かすことが重要です。健全なイメージや元気なイメージを湧かすためには、常にプラス思考の習慣が必要なのです。そして、プラスの状態を記憶するためには、その状態をつくりだす集中力が必要なのです。

観念運動
  • 両手を組み両人差し指を伸ばしてください
  • 次に人指し指を大きく広げその間をみます。
  • 心の中で「ひっつけひっつけ!閉じろ!閉じろ!」と思い続けます
  • すると、人差し指が勝手に動いて引っ付いてきます